先日、こんな投稿をしました。
Threadsは実績ある人が勝ちます。すでに売れてる人がより売れます。耳が痛いかも知れないけど事実。
これは、事実だと思っています。
そして事実だからこそ、目を背けても仕方がない。
でも当然、こう思いますよね。
「そんなこと言っても、01の人はどうすればいいんですか」と。
僕はここを完璧に言語化できます。
なぜなら、僕自身が副業を6年半やって収益化が安定せず、ずっと副業貧乏だったからです。
そこから1年で年商が8倍(400万円から3,200万円)になりました。
一番キツい時期に何をしていたかを、順番に書きます。
最初に結論を書くと、01が抜けない人はだいたい「一人で」「SNSの中だけで」戦っています。
そして、自分の現在地に合っていない立ち位置を取ろうとしています。
この3つを外すのが、今日の話です。
1. 一人で戦わない
まずこれです。
行動が止まりがちな人は、とにかく一人でやろうとするのをやめてください。
考えすぎて、行動を先延ばしにするクセがついてしまっている。
これは一人だと本当に抜けにくいんです。
僕がまさにそうでした。
副業を6年半やっていました。
その6年半、ほとんど誰にも頼らずに一人でやっていたんです。
自分で調べて、自分で試して、うまくいかなくてまた調べる。
数えたくないほど失敗しましたし、何度も泣いて諦めかけました。
いま振り返って一番思うのは、もっと早く人に頼っていれば、あるいは人に協力してもらえるような自分になっていれば、6年半もかからなかったということです。
僕が溶かしたのは、お金ではなく時間だった
なぜ頼らなかったのか。
当時の僕には、自己投資という感覚がまったくなかったからです。
お金が欲しくて副業をしている。
だからお金は使わない、使わない、と考えていました。
完全に貯金思考です。
1円でも減らしたくなかった。
でも結果的に何を溶かしたかというと、6年半という時間と、その間ずっと動き続けた労力です。
ここを勘違いしていました。
コストというのは、お金だけじゃないんです。
時間も労力も、めちゃくちゃ大きいコストです。
しかも時間は、お金と違って絶対に取り返せません。
一人でやったら5年かかることが、1年で終わることがあります。
その差が何なのかというと、お金の差ではなく、すでに通った人が持っている道順の差です。
だから、教わることにお金を払えという話ではありません。
「時間もコストである」という感覚を持ってほしいという話です。
この感覚を早く持てた人ほど、結果が早い。
これは僕が6年半かけて、いちばん高い授業料を払って学んだことです。
引き上げてくれる人は、自分から探しにいく
「一人でやらない」と言われても、じゃあ誰に頼るのか。
ここが分からないまま止まってしまう人が多いです。
引き上げてもらうというのは、運よく誰かに見つけてもらうことではありません。
自分から探しにいくものです。
そして探す場所は、SNSとリアルの両方にあります。
SNSで見るべきなのは、フォロワー数ではありません。
- その人の周りに、自分が届けたい人が集まっているか
- 引用やメンションに、ちゃんと反応を返してくれる人か
- 普段から人を紹介したり、他人を立てたりしているか
3つ目が一番大事です。
普段から人に与えている人は、こちらが動いた時にもちゃんと返してくれます。
逆に、自分の発信しかしていない人にどれだけ絡んでも、関係はできません。
こういう人が見つかったら、交流を重ねていきます。
そうすると、その人の影響力を少しだけ借りられるようになります。
ただし、ここを間違えると一瞬で終わります。
伸ばしてもらうことばかり考えて近づけば、それはテイカーです。
そして相手には、驚くほど早く伝わります。
絡みにいく前に、自分に何ができるかを考えてください。
感想を書く。
人を紹介する。
面倒なことを巻き取る。
順番は、いつでも先に渡すほうです。
信用は、借りることができる
これは、あまり語られない話かもしれません。
信用のある人と絡んでいる状態そのものが、信用になります。
読む側は、こう見ています。
この人、〇〇さんとよく絡んでるな。
〇〇さんが相手にしている人なら、変な人ではないんだろうな。
自分の実績がまだゼロでも、信用のある人との接点があるだけで、見え方が変わります。
僕はこれを借景と呼んでいます。
そして「〇〇さんと相互フォローの人なんだ」という認識は、SNSの中だけでは終わりません。
リアルで会った時にも、そのまま効いてきます。
オンラインとオフラインは、ここでつながっています。
リアルでは、隣に立たせてもらう
やることは、もっとシンプルです。
- 紹介してもらう
- 集まりに連れて行ってもらう
- その人が信頼している人に、引き合わせてもらう
自分でゼロから人脈を作るより、すでに関係を持っている人の隣に立たせてもらうほうが、圧倒的に早いです。
では、どうすれば連れて行ってもらえるのか。
条件は2つだけです。
- 好かれること
- 自分にできることを、全力でやること
身も蓋もないですが、本当にこれが全部です。
連れて行きたくなるのは、一緒にいて感じがよくて、頼んだことをちゃんとやる人です。
逆に、紹介した先で失礼をする人は、二度と連れて行ってもらえません。
紹介する側は、自分の信用を貸しているからです。
そこを分かっている人だけが、何度も引き上げてもらえます。
なお、引き上げてもらう側にも条件があります。
フィードバックを受け取れない人は、人に頼っても伸びません。
ここは別記事で詳しく書いているので、そちらを読んでください。
2. SNSだけで戦わない
これが一番大きいかもしれません。
フリーランスの仕事がどこから生まれているかを調べると、SNS経由は実はごく一部です。
ほとんどが人脈、紹介、過去のつながりから生まれています。
正直に言うと、僕はSNSに幻想を抱きすぎている人が多いと思っています。
僕はThreads経由で、月に80名と直接会った時期があります。
1日に20人と会った日もありました。
その経験から言うと、オフラインのほうが5倍楽です。
Threadsでフォロワーが2〜3人増えるのと、2〜3人と直接会えるのとでは、濃さがまったく違います。
まず、会うハードルを下げる
発信活動は、どうしても自分から見て一方通行になりがちです。
だから僕がおすすめするのは、もう人に会うことです。
とはいえ「人に会う」と言われると、身構えてしまうと思います。
大きな交流会に飛び込むイメージが浮かんで、そこで止まる。
でも、そんな大がかりなことをする必要はありません。
やるのは、会えるハードルをひたすら下げていくことです。
- 交流会に行ってみる
- 自分で小さな交流会を企画してみる
- 誰かに紹介をもらう
- 昔一度会ったことのある人に、久しぶりに連絡を取ってみる
- SNSで「話しませんか」と呼びかけてみる
- 気になる人にDMを送ってみる
どれか一つでいいです。
とにかく人に会って、人と喋る。
集まるのは2〜3人でいい
「イベントをやっても集まらない」「交流会をやりたいけど人が来ない」とよく言われます。
でも、最初の火種は小さくていいんです。
本当に2人3人でいいので、まず集まる。
集まったらそれを発信する。
また集まる。
この繰り返しでしか、火種は大きくなりません。
自分で主催する場合も同じです。
2人しか来ないから中止にする、ではなく、2人でもやってみる。
そして、やった事実を活動報告として出す。
僕も、名古屋でフリーランスの拠点を立ち上げた時はそこからでした。
フリノバ(freelance-nova.com)という、フリーランスが集まる場です。
いまは人が集まる場になりましたが、最初は本当に数人からでした。
そのときに、自分の話をするのを我慢してください。
相手がどういうことを望んでいるのかを聞く。
そこに対して、自分ができることを合わせにいけるのかどうかを考える。
この矢印がどちらを向いているかで、結果がまったく変わります。
交流会に行くなら、キーマンは主催者です。
早めに会場に着いて、主催者と話す。
信頼を置いている人を紹介してもらう。
この順番だけでも、一日の成果が変わります。
最優先は、関係を作ることです
人に会い始めると、すでに実績のある人と話す機会が出てきます。
仕事をもらうにしても、紹介を受けるにしても、何かを教わるにしても、先に必要なのは同じものです。
関係が作れているかどうか、ここに尽きます。
そして関係というのは、こちらが何を求めるかではなく、こちらが何を渡せるかで決まります。
ここで多くの人がつまずきます。
実績ゼロの時期は、渡せるものが自分には何もないと思い込んでしまうからです。
だから、こういう言葉が先に出ます。
まだ自分は何もできないんですけど。
自信がないんですけど。
実績もないんですけど。
言っている本人は、正直であろうとしているだけです。
謙虚に振る舞っているつもりの人もいます。
でも、受け取る側にはこう届きます。
この人は、もらいにきた人だ。
自分には渡せるものが何もない、という前提で人に会うと、GIVEする人どころか、ただのテイカーになります。
本人にその気がなくても、構造としてそうなってしまう。
だから、考える順番を変えてください。
自分には何もない、で止めない。
自分にできることは何だ、を考え抜くほうです。
- 相手が面倒がっていることを巻き取れないか
- 先に自分から誰かを紹介できないか
- 相手の発信の感想を、他の人にも届く形で書けないか
- 自分が持っている知識や手や時間で、埋められる穴はないか
実績がないことと、渡せるものが何もないことは、まったく別の話です。
僕自身、6年半ずっと副業貧乏でした。
払えるお金がない側の感覚は、知っているつもりです。
それでも、渡せるものがゼロだったことは一度もありませんでした。
ちゃんとしている人なら、動いた分はちゃんと返してくれます。
引き上げてもらう側に回るというのは、お願いする側になることではありません。
先に渡す側になることです。
実績ゼロから抜けていく人に共通しているのは、このGIVEの姿勢です。
自分の知識を「ここまで出していいの?」というレベルで先に渡せるかどうか。
実績がない時期こそ、出し惜しみする材料がそもそもありません。
SNSは、リアルな動きを投影する場所
ここが今日いちばん伝えたいところかもしれません。
SNSは、虚像を投稿する場所でも、背伸びして発信する場所でもありません。
リアルな動きを投影していく場所です。
言い換えると、信用の増幅装置です。
増幅装置なので、元がゼロだと何倍しても増えません。
先に、増幅させる元のリアルを作る必要があります。
だから順番はこうなります。
- 人と会って相談を受ける(無理やりにでもその事実を作る)
- その事実を投稿する
- 「この人は〇〇について相談を受ける側の人なんだ」という認知が積み上がる
僕自身、いま同じ状況からやり直すとしたら、会える範囲の人に絞って対面のアポを増やし、そこから紹介をもらいます。
交流会も月に2〜3回は行くと思います。
そして、その動き全部をSNSに投げます。
ノウハウ投稿ばかりするより、リアルで動いて、それを発信する。
この繰り返しです。
実績ゼロの人が今日から発信できるものは、ノウハウではなく、この動いた記録のほうです。
Threads・Xの運用でも、同じことが「エアプ感」という言葉で語られます。
実際にやっている証拠がないアカウントは、内容が正しくても信用されない。
逆に、活動している様子・実際の写真・スクショといった「本当にやっている感」は、それ自体が信用になります。
つまり、実績ゼロの人にとってのリアルの動きは、恥ずかしいものではなく最初の信用材料です。
流れて消える場所だけで、がんばらない
ここまで、リアルで動いて、その記録をSNSに投げるという順番の話をしてきました。
ただ、その記録を「どこに置くか」で、残り方がまったく変わります。
せっかく作った最初の信用材料が、投稿した数時間後に誰の目にも触れなくなるとしたら、もったいないですよね。
SNSには、流れていくものと、積み上がっていくものの2種類があります。
ThreadsやXは、フロー型のSNSと言われています。
タイムラインを流れていく前提の設計なので、投稿は数時間後には誰の目にも触れなくなります。
だから、ここだけを3,000投稿がんばっても、誰からも積み重ねとして見てもらえません。
実績ゼロの時期こそ、ここは致命的です。
「この人は何をやってきた人なのか」を示すものが、どこにも残らないからです。
だからstand.fmやnote、ブログのようなストック型のSNSを並行してください。
- ストック型は、並んでいること自体が専門性の証明になる
- 1本も再生されなくても、100本並んでいれば「この領域の人なんだ」が伝わる
- 実績がなくても、蓄積は今日から作れる
実績ゼロの人にとって、本数は今日から積める唯一の実績です。
0円でもいいから「相談される自分」を作る
ここで一つ質問です。
あなたはいま、0円でもいいから誰かに相談されていますか。
目指す場所は、はっきりしています。
お金を払ってでもこの人に相談したい、と言われることです。
そこが最終ゴールであることは、間違いありません。
ただ、いきなりそこには行けません。
お金を払ってでも相談したい相手というのは、無料でも相談したい相手の中から選ばれるからです。
順番はこうです。
- 0円でも相談される(この人に聞いてみたい、と思われている)
- 0円でも「欲しい」と言われる(渡すものに価値を感じてもらえている)
- お金を払ってでも欲しいと言われる(ここで初めて商品になる)
0円でも誰からも相談されていないなら、まだスタートラインに立てていません。
売上の前に、相談があります。
相談される状態がないのに、売れる状態だけが先に来ることはありません。
だから、最初にやることは値段を決めることではありません。
0円でいいので、「ちょっと聞きたいんですけど」と言われる自分を作ることです。
相談が来るようになったら、次に確かめるのは「渡そうとしているものが欲しいと言われるか」です。
そこは後半の「5. 売れないまま、同じことを続けない」で詳しく書きます。
「無料で聞かれて無料で答えたら、自分の価値が下がりませんか」と聞かれますが、僕は基本的に問題ないと思っています。
むしろ、発信するネタを作ってくれてありがとう、くらいの感覚です。
ただし、これは「相談される段階」までの話です。
商品を作って提供する段階に入ったら、必ず対価を受け取ってください。
モニターだから、体験価格だから、始めたてだからと言い続けていると、いつまでもステージが上がりません。
そして何より、お金を受け取らなければ責任がない、というマインドが一番まずいです。
対価を受け取るというのは、責任を引き受けるということです。
無料で人に会い、無料で相談に乗る。
そこまではやっていい。
でも商品を渡すなら、お金をもらう。
この線を先に引いておいてください。
小さな場を自分で主催する方法は、こちらにまとめています。
3. 「僕なんかできない」と思っている人から、誰も買わない
ここはメンタルの話です。
でも精神論では終わらせません。
考えてみてほしいんですが、「僕なんかにできるかな」と思っている人から、あなたは買いたいですか。
買わないですよね。
だから必要なのは、「自分はこれができます」と言い切れることです。
そして約束を守れること。
信用と信頼を受け取れる状態にあること。
弱者マインドは、そのまま文章に出る
ここで捨ててほしいのが、弱者マインドです。
これは態度の問題ではありません。
書いたものに、はっきり出てしまうという話です。
伸びないアカウントの典型が、「弱々しさや胡散臭さを感じさせる、媚びた言葉遣い」です。
なぜこれが致命傷になるのか。
そのアカウントを見て何が得られるのかが、端的に伝わらなくなるからです。
自信がないんですが。
まだまだ出来ていないんですが。
勉強中の身なんですが。
こういう前置きは、自己防衛から出てきます。
書いている側は、失礼のないように保険をかけているつもりです。
でも読む側からすると、本題の前に置かれたノイズでしかありません。
そして一度「価値が低そうだ」と見られた時点で、フォローする理由も、この人の情報を追い続ける理由もなくなります。
中身を読んでもらう前に、判断が終わってしまうということです。
逆に、伸びている人ほど多くを語りません。
説明を足さなくても伝わる状態を先に作っているからです。
その余裕が、そのまま強さとして伝わります。
多くを語ってしまうのは、不安だからです。
分かってもらえないんじゃないか、信じてもらえないんじゃないかと思うから、説明を足す。
実績を並べる。
言い訳を添える。
読む側はそれを「余裕のなさ」として受け取ります。
- 「まだ初心者ですが」「勉強中ですが」と先に予防線を張る
- 「よかったら見てください」「お時間あれば」と申し訳なさそうに出す
- 頼まれてもいないのに、できない理由を先に並べる
これ、全部やめてください。
プロフィールに「受験予定」「勉強中」と書くだけでも、一気に権威性が薄れます。
謙虚さと弱者マインドは違います。
謙虚さは相手を立てること。
弱者マインドは自分を下げることです。
自分を下げても相手は上がらず、ただ選ばれなくなるだけです。
言い切りは、自分を大きく見せる行為ではない
ここを誤解している人が多いんです。
言い切るというのは、自分がすごいと主張することではありません。
相手の決断を助ける行為です。
選択肢が多いと、お客様は悩みます。
悩んだまま何も決まらないと、その人は何も変わりません。
だからこそ「これがおすすめです」と言い切ってあげる。
最後は言い切って、相手の決断を助ける。
自分がすごいから言い切るのではなく、相手の可能性を信じているから言い切る。
この向きの違いです。
不安は、責任の取り方を先に決めれば消える
「できなかったらどうしよう」という不安は、覚悟が足りないから起きるのではありません。
受け皿を作っていないから起きます。
最悪の場合にどう責任を取るかを、先に決めてください。
- 全額返金する
- サポート期間を延長する
- 別の価値で補填する
最悪の最悪でも全額返金でしかない、と分かった瞬間に、不安はかなり小さくなります。
あとは責任を果たしきる、損は絶対にさせない、という覚悟だけ持っておけばいい。
4. だからといって、大きく見せる必要はない
ここまで読んで「じゃあ強気に出ればいいのか」と思われたら困るので、はっきり書きます。
盛る必要はありません。
盛った実績は、対話に入った瞬間に必ず崩れます。
やることは逆で、自分の現在地に合った見せ方を選ぶことです。
実績は「あるかどうか」ではなく「見えているかどうか」
まず疑ってほしいのが、本当に実績がゼロなのかという点です。
多くの人は、実績がないのではなく、実績に見えていないものを持っています。
- 前職や本業でやってきたこと
- 誰かに感謝された経験
- 無料でやってあげて、相手が変わったこと
こういうものを掘り起こして、数字を回収してください。
何人にやったのか、どれくらいの期間だったのか、相手はどう変わったのか。
盛らない、嘘をつかない。
でも示せるものは示す。
ここをやらずに「実績がないので」と言っている人が本当に多いです。
渡したら、その場で実績に変える
もう一つ、抜け落ちやすい工程があります。
0円で誰かに何かを渡したなら、そこで終わりにしないでください。
渡した事実を、実績に変える作業が要ります。
やることは3つです。
- 相手に感想を聞く(「どこが役に立ちましたか」まで具体的に聞く)
- その言葉を、書いた形で残してもらう
- 名前を出していいかどうかを確認する
多くの人が1で終わります。
「ありがとうございました」と言われ、いい時間だったと満足して、そこで完了にしてしまう。
でも、言葉として残っていないものは、他の人からは見えません。
渡した事実があっても、外から見れば無かったことと同じです。
コツは、渡す前に伝えておくことです。
「終わったら感想を聞かせてください」と先に言っておくと、頼みやすくなります。
無料で受け取った側も、それくらいは返したいと思っているものです。
むしろ、何も返せないほうが気まずいと感じます。
1件でも言葉が残れば、次の人に見せられます。
01というのは、この1件目のことです。
立ち位置を1文で決める
そのうえで、自分の立ち位置を決めます。
僕が使っているのは次の4つの質問です。
| 項目 | 決めること |
|---|---|
| 誰が | どんな経験・実績・失敗・変化を持つ人が発信するのか |
| 誰を | どんな悩み・状況・欲求を持つ人に向けるのか |
| どこへ | 読者を何日・何ヶ月で、どんな状態へ連れていくのか |
| どうやって | どんな方法・ノウハウ・ツール・教材で変化させるのか |
これを1文にまとめます。
私は【誰が】という立場から、【誰を】に向けて、【どこへ】行けるように、【どうやって】を発信するアカウントです。
現在地によって「どこへ」の書き方を変える
ここが今日の記事で一番言いたいところです。
同じ4要素でも、実績の量によって書ける「どこへ」は変わります。
無理に上のレベルの言葉を借りると、対話に入った瞬間に崩れます。
レベル0-1:実績ゼロ〜小さな変化
- 誰が:〇〇だった私が、△△に挑戦し始めた経験から
- どこへ:30日で、最初の一歩を踏み出せるように
このレベルで書けるのは、大きな成果ではなく最初の一歩です。
挑戦を始めたという事実だけで十分に書けます。
レベル2:中間成果
- 誰が:〇〇だった私が、3ヶ月で△△できるようになった経験から
- どこへ:3ヶ月で、初めての成果を得られるように
自分が実際に通った期間と結果を、そのまま書きます。
レベル3:大きな実績
- 誰が:〇〇だった私が、半年で△△を継続できるようになった経験から
- どこへ:新しい収益の柱を構築できるように
ここまで来て初めて、「収益の柱」「事業化」といった大きな言葉が使えます。
自分のレベルより上の言葉を借りると崩れます。
逆に、レベルより下の言葉しか使わないと、いつまでも入口の人しか集まりません。
SNS運用の世界にも、まったく同じ考え方があります。
実績と対象がズレているアカウントは伸びない、というものです。
たとえば「5ヶ月で45万円」という実績は、それ自体は立派でも、すでに月100万円を超えている層には刺さりません。
だからその実績で戦うなら、対象をゼロイチ層に絞るのが正解になります。
実績が小さいことは問題ではないんです。
実績の大きさと、向ける相手がズレていることが問題なんです。
「何屋か」より「何を聞かれる人か」
肩書きを決めるより先に、実際に何を聞かれているかを見てください。
「何を教える人ですか」より大事なのは、「あの人に聞いたら、何か答えが返ってきそう」と思われることです。
このポジションを取れた人は強い。
そして、小さい集団でいいのでリーダーになってください。
3人でも5人でもいい。
参加者のままだと、いつまでも参加者です。
範囲を狭めれば、実績ゼロでも今日から一番詳しくなることは可能です。
領域を決めたら、その分野の本を5〜10冊読む。
関連する動画を50〜100本見る。
狭い領域で誰よりも詳しい状態は、実績がなくても作れます。
→ 発信しているのに見られない理由——指名される人に必要な3つの成長フェーズ(こちらは実績量ではなく、発信の視点がどう成熟するかの3段階です)
5. 売れないまま、同じことを続けない
最後にもう一つ。
ここを飛ばす人が多いです。
売れないコンテンツ、売れないコンセプトのまま動き続けて、数字が出ない状態が続いているなら、それはおかしいと考えるべきです。
がんばりが足りないのではなく、市場に合っていない可能性があります。
0円でも「欲しい」と言われますか
前半で、0円でも相談される自分を作る、という話をしました。
相談が来るようになったら、その次の段階がここです。
相談されるのは「この人に聞いてみたい」という状態です。
そこから一歩進んで、渡そうとしているものが「欲しい」と言われるかどうか。
ここが分かれ目になります。
判定はシンプルです。
商品が売れるのは、金額に関わらず「欲しい」が先にあるからです。
高額だろうが低額だろうが、この順番は変わりません。
0円でも「欲しい」と言われないものは、値段をつけても売れません。
まずここを確認してください。
0円で提供すると言った時に、相手が前のめりになるかどうか。
ここが生まれていないなら、01は達成できません。
自分ではなく、世の中を観察する
そのうえでやるのは、リサーチです。
市場とは、お金が実際に動いている場所のことです。
すでに売れているものがあるかを調べて、なぜ売れているのかを分析してください。
自分の中を探しても答えは出ません。
見るべきは自分ではなく、世の中です。
もう一つ、実績ゼロでも今日からできる観察があります。
良いセールスを受けに行くことです。
僕は毎週セールスを受け続けていた時期があります。
心理分析まで含めて、あれはいまの大きな糧になっています。
売る側の型を一度も見たことがないまま売ろうとしている人は、本当に多いです。
受けた直後に、言われた言葉と自分の感情をノートに書き出してください。
どこで気持ちが動いたのか、どこで引いたのか。
これは無料でできる、一番早い教材です。
なお、コンセプトそのものの設計手順はこちらにまとめています。
→ 集客が難しくなった人のための、売れるコンセプトメイキング完全教科書
今日やること
たくさん書きましたが、全部やろうとすると止まります。
1つだけ選んでください。
- 引き上げてくれそうな人を3人書き出す(SNSでもリアルでもいい)
- そのうち一人に、自分から先に渡せることを一つやってみる
- 今週、誰か一人と直接会う約束を取る(交流会でも、DMでも、紹介でもいい)
- 会ったら自分の話を我慢して、相手が何に困っているかだけ聞く
- 自分ができることで、0円でもいいから何か渡してみる
- 渡した相手に感想を聞いて、言葉で残してもらう
- その動いた記録を、そのまま発信に回す
これだけで、来週のあなたには「実績ゼロ」ではなく「先週やったこと」があります。
実績がないから動けないのではありません。
動いていないから実績がないだけです。
そして、動いた分だけ現在地が変わります。
現在地が変われば、書ける「どこへ」も変わる。
立ち位置は一度決めて終わりではなく、レベルが上がるたびに更新していくものです。