AIを使っていると、毎回同じ説明をしている感覚になることがあります。
自分が何をしている人なのか。
誰に向けて発信しているのか。
どんな商品を売っているのか。
どんな言葉づかいをしたいのか。
これを毎回チャットに書くのは、かなり重いです。
ここで役に立つのが、Obsidianです。
Obsidianとは何か
Obsidianは、メモをMarkdownファイルとして保存できるノートアプリです。
難しく聞こえるかもしれませんが、ざっくり言うと、自分の考えや仕事の情報を、AIがあとから読みやすい形で残しておける場所です。
普通のメモアプリとしても使えます。
ただ、AI活用の文脈では、単なるメモ帳ではなく「自分の文脈を置く場所」として見ると分かりやすくなります。
なぜAI活用にObsidianが関係あるのか
AIは、文章を作ったり、要約したり、構成を考えたりできます。
でも、あなたのことを最初から知っているわけではありません。
たとえば、AIに記事を書いてもらう時、本当は次の情報が必要です。
- 読者は誰か
- どんな悩みに向けて書くのか
- 最後にどこへ進んでほしいのか
- 自分はどんな言葉づかいをするのか
- 過去にどんな発信をしてきたのか
- 商品や講座の約束は何か
ここが抜けると、AIはそれっぽい一般論を書きます。
文章はきれいでも、自分の発信にはなりにくいです。
Obsidianにこうした情報を置いておくと、AIに「このフォルダを読んだ上で書いて」と頼みやすくなります。
Obsidianに置くとよいもの
最初からきれいに整理しようとしなくて大丈夫です。
まずは、AIに毎回説明していることを置いていくのがおすすめです。
- 自分のプロフィール
- 商品や講座の説明
- ペルソナ
- よくある相談内容
- 過去の記事や投稿
- 発信で使いたい言葉
- 使いたくない表現
- 記事や投稿の型
- タスク管理
これらがあると、AIはかなり動きやすくなります。
毎回ゼロから説明するのではなく、すでにある文脈を読んでもらえるからです。
Notionとの違い
Notionも便利です。
チームで共有しやすく、データベースも見やすく、見た目も整えやすいです。
一方で、ObsidianはローカルのMarkdownファイルとして情報を残せるのが強みです。
AIにフォルダごと読ませたり、過去の記事やルールをファイルとして扱ったりする時に相性が良いです。
Notionが「見やすい作業場所」だとしたら、Obsidianは「自分の文脈を長く残す保管庫」に近いです。
この違いは、NotionではなくObsidianを使う理由でも詳しく整理しています。
Obsidianだけで全部を解決しようとしない
Obsidianはとても強いですが、全部をObsidianに入れようとすると続かないことがあります。
特に、音声日記やその日の違和感のようなものは、きれいに整理する前に流れていきやすいです。
そういう雑多な記憶をAIに思い出してもらう時は、Supermemoryのような記憶の仕組みが向いています。
Supermemoryについては、Supermemoryとは。音声日記や過去メモをAIに思い出してもらうための記憶箱で整理しています。
小さな確認ワーク
まずは、AIに毎回説明していることを書き出してみてください。
- 自分は何をしている人か
- 誰に向けて発信しているか
- どんな商品や講座につなげたいか
- どんな文体で書きたいか
- AIに毎回守ってほしいルールは何か
この5つをObsidianに置くだけでも、AIへの説明量は減ります。
AI活用は、良いプロンプトを探すだけではありません。
自分の文脈を、AIが読める場所に残すこと。
ここから、AIはただのチャット相手ではなく、仕事を一緒に進める相手に近づいていきます。