音声発信が続かなくなる原因の多くは、ネタ切れではありません。 「話がまとまらないから、まず台本を書こう」と決めた瞬間に、収録より準備のほうが重くなることです。 5分の音声のために30分かけて全文を書き、書き終わる頃には収録する気力が残っていない。 これが一番多い止まり方です。
そもそもstand.fmはラジオです。 原稿を読み上げた音声と、自分の言葉で話した音声は、聴き手にはっきり違って届きます。 声のスピード、言い直し、少しの間。 そうした情報まで含めて「この人はこういう人だ」と受け取られるのが音声の特性なので、読み上げに寄せるほど音声を選んだ意味が薄くなります。 講師自身も多数の音声を収録していますが、全文台本は使っていません。 使っているのは、話す順番の型だけです。
このレッスンでは、その型を扱います。 「問い → 結論 → 体験・具体例 → 次の一歩」の4ブロック。 この4つの順番さえ守れば、話しながら考えても話は着地します。 逆に言えば、台本がないのに話が散らかるときは、たいていこの4つのどれかが抜けているか、順番が入れ替わっています。